一生ものの時計を買いました

一生ものの時計を買いました

私は現在40歳で、都内の企業に勤めています。大卒でこの会社に入って、足かけ約20年という長きに渡り働き続け、気が付けば中堅どころの社員として、それに相応しい責任を負うような立場になってきました。
最近、定年した父から、「お前もそろそろいい年なのだから、それに見合った『一生ものの時計』を手に入れたらどうだ」と勧められました。私が若いころに購入し、ずっとそのまま同じ時計を使い続けていることを見咎めた様子です。確かに、これについては自分でも、「そろそろ交換すべきか」と思いつつ、「いや、まだ使える」と延命させ続けていた品物です。

父から勧められたこともありますが、私は今の自分に似合い、今後もずっと使い続けられる時計を探すことにしました。
色々と候補はあったのですが、結局、一目見てその計算されつくしたシンプルなデザインに惹かれ、「カラトラバ」というモデルを購入。お値段はこれまでの時計とは別世界の200万越えという逸品です。正直、一生ものの時計を探してはいましたが、これほどの価格のものは考えていなかったため購入を迷いましたが、時計店に付き添っていた妻の「これまでのご褒美ということで、自分にプレゼントしてはどうですか?」との一声で踏ん切りました。

近年は労働の長期間化で、私もこれから何十年働くことになるかは分かりませんが、この時計のように一針ずつ時間を積み重ねていけたらと考えています。